田中 くにとも きうち きよし田中 くにとも きうち きよし
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田中 くにとも
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令和5年3月8日 予算特別委員会 意見開陳

私は、議案第73号 令和5年度墨田区一般会計予算、議案第74号 令和5年度墨田区国民健康保険特別会計予算、議案第75号 令和5年度墨田区介護保険特別会計予算及び議案第76号 令和5年度墨田区後期高齢者医療特別会計予算に賛成の立場から、墨田区議会自由民主党の意見を述べる。
 令和5年度の予算案は「誰もが主役 挑戦・活躍・輝けるまち~未来の”すみだ“に投資する予算」と位置づけられた、山本区長にとっては今期最後の予算編成だった。
歳入の一般会計予算規模は約1269億円であり、前年度比全体ではプラス約42億円となった。要因としては、特別区税全体では納税義務者数の増加や特別区交付金では市町村民税法人分の伸びなどが見込まれている。しかしながら、いまだ混迷を深めるウクライナ情勢の影響による原油価格をはじめとした物価高騰や、金融市場の変動による年度途中での減収リスクも視野に入れる必要がある。
新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少傾向にあり、社会経済活動の回復を期待している。同時に、これまでに得た教訓を、しっかり生かしながら区民の安心安全の確保に最大限の努力をはらう事を求める。また、必要に応じて財政調整基金の活用や事業の取捨選択を着実に行いつつ、予算を執行することも求める。
基本計画の財政推計に示された公共施設整備に掛かる経費の約313億円については、昨今の社会経済状況によっては、速やかに見直しを迫られる場面も考えられることから、あらゆる想定を考慮して財政運営を行うことを望む。とりわけ公共施設整備基金の積み立てや活用の方針については、次期基本計画策定を待たず早期に、一定の考え方をまとめられたい。
なお、予算編成の過程において土木費が減額されているが、今後は中長期的な投資の視点に立ち、適切に配分することを望む。
さらに、全ての施策において、DXの推進による区民の利便性向上、質の高い区民サービスの提供と効率的な区政運営を実現する上で業務の選択と集中による行財政改革を推進することを求める。

続いて、款別質疑及び総括質疑で論点となった事項について順次意見を述べる。
 
はじめに、産業観光 振興施策について述べる。
 キャッシュレス決済促進・ポイント還元事業については、区内個店での消費喚起が大きな目的でスタートした。過去4回の事業の実績では、費用対効果の面でも有効であることが実証されたと認識しているので、来年度もしかるべき時期に積極的に取り組むように強く求める。
区内企業とスタートアップ企業が連携し、先端技術を生み出す、新たな産業の集積地を目指すハードウェアスタートアップ拠点構想が3年目を迎えるにあたり、これまでの実証実験などの成果を踏まえ、新製品の開発や製造などの実績が一日も早く可視化されることを大いに期待する。
また、区内外からの来訪者がもどりつつある中で、本区の魅力をより一層発信するために観光協会を中心とした取り組みを望む。また、同観光協会の自発的・自立的な取組を推し進めるとともに、本格的なDMO法人となるよう、協働していくことを望む。
次に子育て施策について述べる。
  子育て世帯や若年夫婦世帯の確実な定住を目指す為、子育て世帯等定住促進事業、妊娠前から子育て期までの切れ目の無い支援「墨田区版ネウボラ」の推進、引き続き認可保育園や学童クラブの待機児童解消の取組、医療的ケア児に対する保育園等での対応改善を含む支援の充実、また子育て分野の情報連絡システムのDX推進を求める。加えて、公園整備にあたっては子ども目線に沿った整備を求める。  

次に廃プラスティックの資源循環をさらに促進する為の回収事業について述べる。
来年度モデル事業が始まり、公務員でなければ出来ない普及啓発等の業務量の増加が想定される。これまでの技能系職員の退職不補充の方針は踏まえつつも将来を見据えた適切な人員の確保を求める。

 次に教育施策について述べる。
いじめ・不登校対策について、本区においてスモールステップルームが全校に設置されたことは大いに評価しており今後の取り組みを期待したい。一方で、依然として東京都の平均を上まわる不登校の出現率は改善されておらず喫緊の課題として重く受け止めることを望む。 
そして、新たに完成する教育センターの活用によって、今日抱えている様々な教育課題の解決・改善に着実につながることを期待する。
また、わが会派は、給食費無償化については国において一律に行われるべきであると考えており、区独自の給食費の無償化については慎重に検討すべきである。子育て支援については政策効果を勘案の上、総合的な対策を講ずるべきである。
なお、物価高騰対策は喫緊の課題であり、本予算執行中であっても、価格転嫁することの出来ない業種等について不断の支援策を検討することを求める。
 その他、大学のあるまちづくり、部活の地域移行、防災対策、町会・自治会支援、障害者支援、生活困窮者支援、スポーツ振興計画、文化芸術振興等々、本特別委員会を通じて私たち会派から質疑を行った内容については、予算執行に当たり、特に意を用いられることを望む。
なお、日本共産党から提出された令和5年度墨田区一般会計予算の編成替えを求める動議については、私たちと政策の基本的な考え方が異なるため、賛成することはできない。
 最後に、職員の皆様に申し上げます。
 政府は5月8日より新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを「5類」へ移行する考えを示しました。来年度の区政運営にあたっては、「5類」へ移行後、区民生活に混乱の無き様、事前の準備をはじめとした しっかりした対応策を望みます。
区長は区政運営の基本的な考え方としてあらゆる施策の多様性と社会的包摂を一層高め〝 夢 実現プロジェクト ″を着実に実施すると表明しています。
職員の皆様におかれては、この点をしっかり念頭におき自身の業務の意義を把握し区民目線にたち区民に寄り添った職務の遂行を強く希望します。
 以上で、墨田区議会自由民主党の意見開陳を終わります。

 

財政基盤の強化について


 新型コロナウイルス感染症の長期化やウクライナ情勢・円安の影響もあり、今後の景気は予断を許さない。都区財政調整交付金は、今後の減収の可能性も考慮しないとならない。また、公共施設の修繕にかかる経費は今後、非常に大きなものとなる。財政調整基金以外の基金残高は、未だ23区の中で低位にあり、財政基盤強化が強く求められる。
 ① 財政調整基金を、標準財政規模の30%程度としているが、この目標について区長の認識を伺う。
 ② 基金の規模は、積立額ではなく歳入歳出予算規模からも適切な比率であるべき。今後のあり方や活用の方向性を検討すべき。
 ③ 「行財政改革実施計画」の新たな目標達成に向け、不断の行財政改革が必要。基本計画に示した政策目標の実現や区民福祉の向上を図る上で、財政基盤の強化への取組みは不可欠であるが、区長の決意を伺う。

 ①この目標は、大規模災害等への緊急的対応や経済事情の変動により、財源不足が生じたでも安定した区政運営が継続できるよう、最低限必要な備えとして定めたもの。この目標額を堅持できるよう、財政運営を行っていく。  ②財政調整基金の必要額は、災害規模の想定や社会経済情勢によっても変動する。計画の検討の中で改めて、適正な目標も精査する。 ④ 引き続き「不断の行財政改革」に取組む。計画に基づき、DXやSDGsの視点を踏まえ、区として持続可能な行政基盤の確立と、簡素で効率的なシステムの構築を進める。

区長が進めるまちづくりについて


 本年は、地下鉄8号線の延伸決定や東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅周辺の鉄道立体化の事業候補区間の位置付等、大きな動きがあった。
 ① 区長は、この動きをどの様に捉え、どの様に活かしていく考えを伺う。
 ② 来年度からは新基本構想や基本計画の策定に着手と思うが、「まちづくりの将来像や「まちづくりの基本理念」など現時点での考えを伺う。

 ①それぞれの地域特性を踏まえ、地域住民と共にまちづくりを進めていく。
  ② 区全体の魅力や価値の向上に繋がるよう、区民と区が考え方を共有し、協議の上、策定する。

令和3年度02月議会 一般質問(2022/02/21)

障害者福祉施策について


「亀沢のぞみの家」の改修方針を伺う。

課題を検討し、障害福祉サービスの向上に繋がる改修とする。


重度身体障害者グループホームの整備方針を伺う。

障害の特性を踏まえた対応が必要。父母の会の皆様と意見交換を行い、募集要項に反映していく。7年度の運営開始をめざす。


視覚に障害のある人が社会参加しやすい環境づくりとして、音響式信号機の運用時間の延長を。

環境づくりに警察と連携して取り組む。エスコートゾーンの拡充も警察に働きかけていく。

教育行政について


部活動改革は、次なる教職員の働き方改革の本丸と考えるが、本区の方向性を伺う。

官民連携の自治体の取組を参考にすると同時に、地域・人・学校の繋がりを大切にしながら、部活動指導のあり方を検討していく。

田中議員が表彰を受けました 2020年6月

全国市議会議長会表彰(正副議長4年以上)

 



ご挨拶

新春を迎え、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
また、新成人となられます皆様に心からお祝い申し上げます。
昨年秋の総選挙の結果、引き続き現政権に国政の舵取りが任され、「幼児教育・保育の無償化」などの政策の実現を期待するものです。
さて、平成30年度は、区議会第18期の任期の最終年であり、議会改革をはじめ、4年間の成果が問われる総決算の年でもあります。
区内人口は27万人を目前にしており、選ばれる街「すみだ」へと変貌しつつあります。そうした中、私たち自民党は、区政が抱える諸課題に会派一丸、全力で取り組んで参ります。
本年も変わらぬご支援の程よろしくお願い申し上げます。

平成29年4月 幹事長に就任

去る4月の墨田区議会自民党の総会におきまして、幹事長に就任させて戴きました田中邦友です。
冒頭に、九州北部をはじめ、各地域で豪雨災害により犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
さて本年は、私ども区議会議員任期の折り返し点であります。
「すみだの夢実現プロジェクト」の本格的な展開を視野に入れた新基本計画の着実な推進を図ることが求められております。
一方で、三年後に迫った東京オリンピック・パラリンピック大会が、墨田のさらなる発展に直結する取り組みも求められております。
私達区議会自民党は、第一会派としての責任ある立場で、将来をしっかり見据え、今日の区政が抱える課題の解決・改善に全員一致結束して取り組み、区民の皆様の期待にお応えして参る所存であります。
区民の皆様の変わらぬご支援・ご協力を切にお願い申し上げます。

平成28年5月 永年在職議員表彰

田中邦友でございます。一言御礼のあいさつを述べさせていただきます。
ただ今は、臨時本会議の貴重な時間を割いていただき、永年在職議員表彰の決議を賜り、誠にありがとうございました。
私にとりましては、大変光栄であり、皆様に心から厚く御礼申し上げます。
平成3年5月1日、第12期区議会議員36名の中に参画させていただき、前年の11月に完成した庁舎に初登庁したことが、昨日のことのように思い起こされます。
緊張感の漂う初顔合わせ会へ臨むにあたって、事前の区議会事務局職員の方々の親切な対応により、強い気負いも徐々に薄れていったことがよみがえって参ります。以来25年間、区民の皆さんのご支援を賜り、そして議会では先輩・同僚の議員の皆様のご指導をいただき、また、3代にわたる区長さんをはじめ、理事者の皆さんのご協力ご支援の下、今日まで区議会議員を務めさせていただいております。
さて、私はこの間、協治・ガバナンスの考え方に基づき「区民の皆さんが主役の区政の実現をめざして」、区政が抱える様々な課題の改善・解決に、私なりに一生懸命取り組んできたつもりであります。しかしながら、区役所が真に「区民の皆さんの役に立つ所」として存在しているかと改めて考えてみますと、私自身の反省も含め、観光振興・子育て支援・財政健全化など、まだまだ沢山の課題があると云わざるを得ません。
私は、この度の表彰決議を契機に、初心に立ち戻り、新たな気持ちで区民一福一祉の向上、区政進展のため、微力ではありますが精一杯努力してまいる所存であります。
どうか今後とも皆様方のより一層のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、重ねて皆様方に心より感謝申し上げまして御礼のあいさつとさせていただきます。

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